お菓子やうどん、天ぷらなど幅広い料理で使用できる小麦粉は、保存しておくことが多い食材です。開封後の小麦粉やお好み焼き粉、片栗粉の保存方法に悩むことも。
小麦粉の場合、未開封の状態であれば強力粉は製造から約6か月、薄力粉と中力粉は約1年保存することができます。粉類は開封後の保存方法が重要となります。こちらのページでは開封前と開封後の保存方法についてご紹介しています。小麦粉の製造メーカー「日清フーズ」のよくあるお問い合わせページへのリンクも掲載しているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
小麦粉や片栗粉、お好み焼き粉やホットケーキミックスなどの粉類は、開封前は常温(冷暗所)で保存することができます。開封前でも高温で湿気が多い場所は避けるようにしてください。
小麦粉や片栗粉は開封後も冷暗所で保存することができます。残った小麦粉は密封容器に入れて保存をします。チャック式のパッケージに入っている場合、チャックをしっかりと閉じてそのまま密封容器に保存するのもおすすめです。
日清フーズでは、結露による固まりやカビの発生、冷蔵庫内のにおいが移る可能性があるため小麦粉の冷蔵庫保存を推奨していません(公式サイト参照)。開封後は、2ヶ月以内を目安に使い切りましょう。
日清フーズ 公式サイト | よくいただくお問い合わせ:賞味期限、保存方法について |
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東京都福祉保健局 公式サイト | 開封後の粉製品は早めの消費を! ~粉製品に繁殖したダニによる即時型アレルギー~ |
粉類の保存で注意したいのが、天ぷら粉や唐揚げ粉、お好み焼き粉、ホットケーキミックス、たこ焼き粉などのミックス粉の保存です。これらの粉類は開封後、密封容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
東京都福祉保健局の公式サイトにも掲載されているように、開封後のミックス粉はダニが発生しやすい状態になっています。ダニが発生したミックス粉を使って料理をした場合、じんましんや呼吸困難を起こす場合があります。ダニが発生しにくい温度で管理できる冷蔵庫での保存が必須です。
ミックス粉に限らず、粉類を購入する場合は、早めに使い切ることができる少量タイプの購入がおすすめ。小麦粉もボトルに入った少量タイプも販売されており、使い切りやすいようになっています。極力ストックはおかず、使いきれる量だけ購入するようにしましょう。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!