3月〜6月の春夏に旬を迎える、アスパラガス。鮮度が良い状態で保存するには、乾燥対策と置き方が重要なポイントとなります。アスパラガスは乾燥に弱く、むき出しで保存するとみずみずしさが損なわれ、茎にシワができてしまいます。常温での保存は向いておらず、野菜室か冷凍室での保存がおすすめです。
こちらのページでは、アスパラガスの保存期間の目安とおすすめの保存方法を写真付きでご紹介します。
保存場所 | 野菜室 |
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保存期間 | 約3〜4日 |
用意するもの | ペーパータオル・ポリ袋 |
保存のポイント | 野菜室で立てて保存する |
保存場所 | 冷凍庫 |
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保存期間 | 約1ヶ月 |
用意するもの | 冷凍用保存袋 |
保存のポイント | 食べやすい大きさにカットして保存する |
スーパーでアスパラガスを購入するとむき出しのままか、フィルムに包まれて販売していることが多いです。購入後すぐに調理しない場合は、むき出し保存は避けるようにしましょう。アスパラガスは乾燥に弱く、切り口からだんだんと乾き始めます。
また、アスパラガスは保存する時の向きも重要です。横に寝かせて保存するとアスパラガスが「起き上がろう」と上向きに曲がり始めてしまいます。無駄な力が掛かるため、アスパラガスに含まれる養分や糖分が消費されてしまい、鮮度が落ちることも。アスパラガスを野菜室で保存する場合は、立てて保存してください。
アスパラガスが乾燥するのを防ぐため、ペーパータオル(キッチンペーパー)で包んで保存します。アスパラガスは1本または2本ずつ包んでいきましょう。
アスパラガスをペーパータオルで包んだら、根元を下にしてポリ袋に入れます。ポリ袋の口を軽く結び、野菜室で立てて保存しましょう。きゅうりやアスパラガスなどを立てて保存する場合は、2Lのペットボトルを半分に切ったものも重宝します。
アスパラガスの乾燥を防ぎ、より鮮度が良い状態で保ちたい場合はこちらの方法もおすすめです。グラスや空き瓶に2cmほど水を入れ、アスパラガスを立てて保存します。
切り口を水につけた状態で保存することで、鮮度が保ちやすくなります。水が入った容器に立てて入れたり、ポリ袋をかぶせて保存します。根元が乾燥したら切り落とすようにしてください。
アスパラガスを長期保存する場合は、冷凍室で保存します。ピーラーで根元の硬い部分を削り、調理やすい・食べやすい大きさにカットしてください。冷凍したアスパラガスは凍ったまま調理することができるので、使いやすい大きさにカットしておくと便利です。
食べやすい大きさにカットしたら、冷凍用保存袋に入れます。この時にアスパラガスが重ならないように入れるのがポイントです。保存袋にシールを貼り、冷凍開始日時を記しておくのもおすすめ。冷凍保存の場合は、約1ヶ月が保存期間です。
アスパラガスは生のままだけでなく、かために塩茹でをしてから保存することもできます。茹でたアスパラガスはペーパータオルでしっかりと水分を拭き取ります。アスパラガスを小分けにしてからラップで包み、金属トレイで急速冷凍させましょう。凍ったら冷凍用保存袋に入れて、冷凍室へ。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!