牛乳やヨーグルトなどの乳製品は常備しておくことが多い食品です。適切な保存方法をすることで、鮮度が保ちやすくなり、美味しく食べることができます。また、乳製品は匂い移りがしやすく、保存にはちょっとした注意が必要です。
こちらのページでは、牛乳(パック入り)とヨーグルドの保存期間や保存方法を写真付きでご紹介します。
牛乳は常温保存ができない飲み物です。冬の寒い時期でも常温保存することができず、購入後は早めに冷蔵庫で保存します。牛乳のパックにが賞味期限が掲載されており、購入日から10日前後に設定されていることが多いです。
賞味期限はあくまでも未開封の場合の保存期間なので、開封後はなるべく早く飲みきりましょう。牛乳をのむ頻度は少ないけれど冷蔵庫に常備しておきたい場合は、少量タイプの牛乳がおすすめです。
開封した牛乳はにおいを吸収しやすいため、口をしっかりと閉じるようにします。100円均一ショップでも牛乳パック用のクリップを販売しており、スライド式で使いやすいものが多いです。牛乳用クリップがない場合でも、自宅にあるクリップを使用することができます。
牛乳は開封後も室温で長い間放置したり、冷蔵庫を頻繁に開け締めして温度が下がらないように注意しましょう。
新しい牛乳パックを開ける時に注意したいのが、口を手で触らないことです。また、牛乳パックは全部を開けてしまうと臭いが移りやすくなるので、必ず片側だけを開けるようにしましょう。注ぎ口に直接口をつけて飲むのもNGです。
また、牛乳は冷凍保存に向いていません。冷凍保存する場合はホワイトソースにして保存するようにしてください。
らくのうマザーズ 公式サイト | 開封した後は、賞味期限まで飲めますか? |
---|---|
meiji 公式サイト | 牛乳の保存方法 |
ヨーグルトも牛乳と同様に常温保存することができません。購入後はなるべく早く冷蔵庫に入れて保存します。ヨーグルトは小分けパックか写真のように大きめサイズのパックに入って販売されていることが多いです。未開封の場合でも横に寝かして保存せず、必ず立てておきましょう。
ヨーグルトを冷蔵保存する場合、未開封であれば約2週間、開封後は1週間保存することができます。
ヨーグルトの保存場所は、チルド室か冷蔵庫の奥がおすすめです。振動があり、温度変化がしやすいドアポケットはヨーグルトの保存に向きません。より温度が低いチルド室で保存すると、乳酸菌の活動を抑えることができ、風味を保ちやすくなります。
パックのヨーグルトを購入した場合は、しっかりと蓋を閉めましょう。
ヨーグルトの表面に出てくる液体「ホエー」は、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養素を含んでいます。ホエーは捨てずに、混ぜて食べるようにしましょう。
また、ヨーグルトは冷凍保存することができますが、解凍すると液体状やダマ状になることがあります。ヨーグルトを保存した場合は、解凍せずそのまま食べるようにしましょう。ドリンクタイプのヨーグルトは冷凍することにより風味や飲口が変わってしまうので、冷凍保存することができません。
meiji 公式サイト | ヨーグルトの上手な保存方法について |
---|---|
雪印メグミルク 公式サイト | ヨーグルトの表面の水はどうして出てくるのですか? |
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!