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本みりんとみりん風調味料の保存場所と保存方法

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みりんは料理に欠かせない調味料の一つです。肉じゃがや魚のあら炊きなど和食で使用することが多く、「生臭みを消す」や「煮崩れを防ぐ」など様々な調理効果があります。スーパーマーケットで販売しているみりんは、主に「本みりん」と「みりん風調味料」の2種類です。原材料や製造工程が異なり、開封後の保存方法も違うので注意が必要。

こちらのページではの「本みりん」と「みりん風調味料」の開封前・開封後の保存場所や保存期間の目安をご紹介します。

開封前は常温で保存する

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本みりんとみりん風調味料、どちらも開封前は冷暗所で保存する

開封前はどちらの調味料も常温・冷暗所で保存することができます。本みりんは高温で保存すると風味が落ちてしまうため、直射日光が当たらない涼しい場所での保存がおすすめです。

開封前であれば保存期間は、本みりんで約1年半・みりん風調味料で約1年。アルコールが多く含まれる本みりんは保存性が高い調味料です。

開封後:「本みりん」と「みりん風調味料」は保存場所が違う

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「本みりん」は開封後も冷暗所で保存する

栓を開けた本みりんは、開封前と同じように冷暗所で保存します。本みりんは、低温で保存すると糖分の結晶が白く固まってしまうことがあり、冷蔵庫での保存が不向きな調味料です。直射日光が当たらない場所でしっかりとキャップを閉めて保存します。

写真ではスライド式の備え付け調味料ラックに収納しています。使用する機会が多い調味料なので、直射日光が当たらず出し入れがしやすい場所に保存するのがおすすめです。開封後は約3ヶ月保存することができます。

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「みりん風調味料」は開封後、冷蔵庫で保存する

みりん風調味料は、開封後は冷蔵庫での保存が必須となります。パッケージの裏面にも「開栓後要冷蔵」と記されていました。

こちらもキャップをしっかりと閉め、冷蔵庫のドアパケットなど出し入れがしやすい場所で保存してください。開封後は約3ヶ月保存することができます。

本みりんとみりん風調味料の違い・使い分けについて

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アルコール度数が異なる。本みりんは酒類、みりん風調味料は非酒類

料理本やレシピ情報で「みりん」と書かれている場合は、本みりんを選ぶのがおすすめです。本みりんとみりん風調味料は、原材料と製造工程が異なります。

本みりんには12.5~14.5%のアルコール成分が含まれており、このアルコール成分が料理において「煮崩れを防ぐ・食材にうまみ成分を浸透させる」など、様々な役割を果たします。また、アルコールが入っていることで酒類扱いとなり、酒税がかかっている調味料です。

みりん風調味料は、アルコール分は1%未満で本みりんよりも手頃な価格で購入することができます。みりんの働きを研究して作られた甘味調味料で、テリやツヤが出やすいのが特徴。価格は本みりんのほうが高くなりますが、みりん本来の働きや役割、うまみを引き出すには本みりんを選ぶのがおすすめです。

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運営者:ぱんくま

1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。

家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!

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