味噌は、みそ汁や鍋料理、味噌漬けなど色んな料理で使用できる調味料です。味噌は「常温」で保存すると時間の経過と供に温度の影響で色が変化していきます。この現象は温度が高いほど強くなり、香りや味を損なうことも。味噌の保存は開封前・開封後ともに温度の影響を受けやすい食品です。
こちらのページでは、味噌の開封前・開封後の保存場所や保存期間についてご紹介しています。
味噌は未開封の場合でも冷蔵庫での保存がおすすめです。購入後は早めに冷蔵庫に入れるようにしましょう。味噌は長く保存することで徐々に変色してしまいますが、冷蔵庫で保存すると着色の進行を抑えることができます。
マルコメ 公式サイト | 味噌の正しい保存方法 |
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開封後の味噌は、チルド室での保存がおすすめです。チルド室に入れるスペースがない場合は冷凍庫でも保存することができます。味噌は冷凍庫に入れても凍らず、冷凍庫から出してそのまま使用しても問題ありません。
開封した味噌はなるべく空気に触れないようにします。
味噌を購入した際に付いている白いシートは、味噌の表面が空気に触れ、変色するのを抑える役割があります。開封後も捨てずに使用するのがおすすめです。
白いシートがない場合は、ラップでも代用することができます。味噌の表面をなるべく平らにし、空気が入らないようにピッタリとラップをします。
付属のシートやラップで味噌の表面に空気が触れるのを抑えた後は、密封容器や密封袋に入れて保存します。味噌を容器に移し替える場合は、必ず蓋付きタイプを選びましょう。
容器は大きすぎる物を選ぶと空気が上部に入りやすくなるので、できるだけ味噌の容量にあった物がおすすめです。写真では匂い移りが少なく、密封しやすい野田琺瑯の持ち手ストッカーを使用しました。
味噌は開封後、約2ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。味噌を使用する機会が少ない場合やお正月用の白みそは、少量タイプを選ぶのもおすすめ。
また、味噌汁をつくる際は一度汁につけたお玉で味噌をすくわないように注意が必要です。お玉についた水分が味噌につき、塩分のバランスが崩れてしまうことがあります。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!