11月〜1月の冬の時期に旬を迎える「みかん」は、自宅でストックしておくことが多いフルーツです。ビタミンCやビタミンEが豊富なみかんは、風邪予防や疲労回復に役立ちます。冬の常温(冷暗所)で保存することができますが、保存方法を工夫することで鮮度が良い状態で保存することが可能です。
こちらのページでは、みかんの保存期間や保存方法(常温・冷蔵・冷凍)を写真付きでご紹介します。まとめ買いをしたみかんの保存方法を探している場合にもおすすめです。
保存場所 | 常温 |
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保存期間 | 約2週間〜1ヶ月 |
用意するもの | ダンボール(かご) |
保存のポイント | ヘタを下にして保存する |
保存場所 | 野菜室 |
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保存期間 | 約1ヶ月 |
用意するもの | ペーパータオル(キッチンペーパー)・ポリ袋 |
保存のポイント | 1つずつペーパータオルで包む |
保存場所 | 冷凍庫 |
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保存期間 | 約1~2ヶ月 |
用意するもの | 冷凍用保存袋・金属トレイ |
保存のポイント | 水の膜をつくって、冷凍みかんを作る |
みかんは冬の時期のみ常温で保存することができます。みかんのヘタを下にして、直射日光が当たらない涼しい場所で保存しましょう。そのままでも保存することができますが、みかんを1個ずつペーパータオルで包んで、風通しの良い場所で保存するのもおすすめです。
みかんといえばこたつの上に置いておくことがありますが、長い時間置きっぱなしにするのはNG。食べる時に食べる分だけ持ってきましょう。
みかんをまとめ買いをした場合は、ダンボールで保存することができます。ダンボールは直射日光が当たらない涼しい場所に置いてください。
ダンボールでまとめて保存する場合は、底に新聞紙を敷き、蓋をあけた状態で保存します。みかんを重ねて保存している場合は、時折上下の位置を入れ替えて保存してください。一部が傷んでいたり、腐っているみかんがある場合は早めに取り除きます。
みかんは涼しい場所(3~8度)での保存が向いているフルーツです。冬の寒い時期以外は、冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵庫で保存すると乾燥しやすくなるので、みかんを1個ずつペーパータオルで包んでください。
ペーパータオルでみかんを包む時は、ヘタが下になるように包みましょう。ヘタを下にすることで、みかんが傷みにくくなります。
みかんを1個ずつペーパータオルで包んだら、ポリ袋に入れ、ポリ袋の口を軽く閉じます。みかんは取り出しやすいように数個ずつ分けて入れておくと便利です。
この時もみかんのヘタが下にくるように入れましょう。
ペーパータオルで包み、ポリ袋に入れたみかんは野菜室で保存します。乾燥を防ぎながら涼しい野菜室で保存することで、約1ヶ月保存することができます。保存する時に傷み始めているみかんは長期間保存することができないので、早めに食べきるのがおすすめです。
みかんがたくさんある場合は、冷凍保存することができます。みかんは皮をむかず、そのまま保存します。みかんの皮を水でよく洗い、急速冷凍させて美味しい冷凍みかんを作ります。
よく水洗いをしたみかんは水けを拭き取らず、そのまま急速冷凍させます。上の写真ではボウルを使用していますが、ラップを敷いた金属トレイにみかんを並べて冷凍庫に入れましょう。
急速冷凍したみかんを再度水にくぐらせて、もう一度冷凍保存することで水の膜を作ることができます。
もう一度みかんが凍ったら、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。冷凍したみかんは半解凍し、シャーベット状にして食べるのも美味しいです。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!