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砂糖の保存方法と保存期間

砂糖の画像

料理やお菓子づくり、飲み物に入れるなど、砂糖は使用する機会が多い調味料です。砂糖は品質が非常に安定しており、保存性が高いのが特徴。品質劣化が少ない食品なので賞味期限が記載されていません。

スーパーで購入できる家庭向けの砂糖はポリエチレン袋に入っていることが多いです。品質が安定している食品ですが、未開封でも保存方法で気をつけたい点があります。こちらのページでは砂糖の保存場所や保存方法についてご紹介します。

開封前:袋のままでの保存を避け、密封容器・密封袋で保存する

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虫の侵入や臭い移りを防ぐため、密閉容器に入れて常温で保存

砂糖が入っているポリエチレン袋は完全密封ではありません。家庭で保存している場合、穀物、乾物、果物などに色んな虫がつくことがあります。それらの虫がポリエチレン袋を食い破って、袋の中に入り込むことも…

未開封でも保存する際は、密封容器または密封できる袋に入れて保存するのがおすすめです。虫の侵入だけでなく、匂い移りも防止することができます。

開封後:密封容器に入れて常温で保存する

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上白糖は匂い移りがしやすい。洗剤や漬物の付近は避ける

砂糖を開封した後は、密封容器に入れて保存しましょう。家庭で使用する機会が多い上白糖は特に匂い移りがしやすく、洗剤や石鹸、漬物、化粧品などの近くに置かないようにします。蓋の閉め忘れにも注意が必要です。

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品質が安定している砂糖は賞味期限がない

砂糖のパッケージの裏面には賞味期限の記載がありません。長期保存できる食品ですが、まとめ買いはせず、使いきれる量だけ購入するようにしましょう。

状態がよくない砂糖

  • 砂糖がベタついている
  • 虫が侵入している
  • 臭いがついている

精製度が低い黒糖は、密封容器に入れて冷蔵庫で保存する

上白糖などの砂糖は開封後も常温(冷暗所)での保存が可能です。精製度が低い黒糖は湿気を帯びるとカビが生えやすく、風味が変わることも。開封後は密封容器に入れ、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

砂糖が固まってしまった場合はどうする?

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砂糖が固まるのは水分が蒸発しただけで品質は問題なし

砂糖は非常に固まりやすい食品です。砂糖の中の水分が蒸発しているだけなので、品質上の問題はありません。固まった砂糖は簡単にほぐすことができます。砂糖の固まりのほぐし方をいくつかご紹介します。

  • 袋に入れてもみほぐす
  • 密封容器の中に食パンを一昼夜入れておくと、水分を吸収してほぐれやすくなる(食パンは必ず取り出す)
  • 固まった砂糖を広げて、霧を吹く
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運営者:ぱんくま

1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。

家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!

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