お酢は下ごしらえや酢の物、ドレッシングづくりなど料理に欠かせない調味料です。お酢といえば「酸っぱい」イメージがある調味料ですが、ほんの少し加えるだけで料理の味を整えることができ、他の調味料や食材の味をうまく引き立たせてくれます。
家庭では「米酢」と「穀物酢」を使用することが多く、手頃な価格で購入できるのも嬉しいポイント。酢そのものが保存効果が高い調味料なので、きちんと保存すれば長期間保存することができます。
こちらのページでは、お酢の保存方法や保存場所、米酢と穀物酢の使い分けについてご紹介しています!
お酢は未開封の場合、常温で約2年保存することができます。スーパーでお酢をチェックしてみると、賞味期限が約2年後くらいになっていることが多いです。
お酢は常温で保存することができますが、夏場の暑い時期は冷蔵庫での保存がおすすめ。30度前後の常温で保存した場合、酢酸菌が発生しやすくなり、お酢の品質がグッと落ちてしまいます。
開封後は冷蔵庫で保存しましょう。ミツカンの公式サイトにも書かれていますが、キャップは必ず閉めて立てて保存します。
お酢を長期間使用しない場合は、たまに瓶のまま液体をゆらしてみるのもおすすめです。お酢を揺らすことで酢酸菌の繁殖を防ぎ、より長持ちさせることができます。
お酢を開封し冷蔵庫で保存した場合は、約1年間を目安に使用することができます。冷暗所で米酢や穀物酢を保存した場合は約半年が目安となり、冷蔵庫保存より短い期間になってしまいます。
純玄米黒酢や純リンゴ酢は冷暗所でで開封後約3ヶ月以内、冷蔵庫で約半年保存することができます。
ミツカン 公式サイト | お酢はどうやって保管したらよいですか? |
---|
幅広い料理に使用できる基本のお酢といえば「米酢」と「穀物酢」です。米を原料にアルコール発酵させた米酢は、ややこくがありまろやかなのが特徴。すし酢を作る場合は穀物酢ではなく、米酢を使用しましょう。
米酢は酢の物、合わせ酢、ドレッシング、和食など幅広い料理に使用できる基本のお酢です。穀物酢よりも価格が少し高くなりますが、米酢に変えてみるだけで料理の仕上がりが変わります。
小麦、酒粕、米、コーンなどの穀物をバランスよくブレンドして作れらた、穀物酢。手頃な価格で購入することができ、家庭料理の定番調味料として人気です。
料理の下ごしらえでよくお酢を使用する場合にもおすすめ。さっぱりとしたさわやかな味で油とも相性がよく、ドレッシングづくりにも向いています。
どちらのお酢も幅広い料理に使用することができます。まろやかな味わいの「米酢」は、すしや酢の物など、加熱調理をしない和食におすすめ。
さっぱりとした味わいの「穀物酢」は、下ごしらえやドレッシング、マリネや中華料理の調味料として活躍します。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!