アスパラガスは、体の新陳代謝を促すアスパラギン酸やビタミンC、ビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれている野菜です。3月〜6月の春夏に旬を迎えますが、スーパーでは一年中購入することができます。アスパラガスは茹でても栄養の損失が少ない点も特徴です。炒め物やグラタン、パスタなど幅広い料理で使用することができます。
こちらのページでは、おいしくて鮮度が良いアスパラガスの選び方を写真付きでご紹介します。
主な栄養成分 | ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンE・ルチン・アスパラギン酸 |
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旬の時期 | 3月〜6月(春〜夏) |
鮮度が良く、美味しいアスパラガスを選ぶ場合は、まずは茎の状態をチェックします。茎は太さが均一なものが美味しく、シワがないものを選びましょう。ハリとツヤがあるものは鮮度がよく、みずみずしさを保っています。
グリーンアスパラガスは全体的に緑色が濃いものを選びましょう。茶色くなっている部分が多いアスパラガスは避け、色むらが少ないものがおすすめです。
新鮮で美味しいアスパラガスは、穂先がしっかりと締まっています。穂先がピンっとハリがあり、正三角形に近いものがおすすめです。茎や穂先が細すぎると筋が硬いことも。
スーパーでアスパラガスを購入する場合、切り口部分も見えやすい包装になっていることが多いです。茎や穂先の状態をチェックしたら、切り口部分も見てみましょう。切り口が乾燥し、茶色に変色しているものは鮮度が落ちています。切り口はみずみずしく、硬くなっていないものがおすすめです。
アスパラガスに多く含まれる「アスパラギン酸」は、アスパラガスから発見された栄養素です。体の新陳代謝を促し、疲労回復やスタミナ増強に効果があると言われています。アスパラギン酸の他には、β-カロテン、ビタミンA、B1、B2、C、Eなどが含まれており、加熱調理をしてもしっかりと栄養を取ることができます。
グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスでは、グリーンアスパラガスの方が栄養価が高いです。日光に当てずに地中で育てられたホワイトアスパラガスは栄養価が低く、ビタミンCが少し含まれています。アスパラガスを茹でる場合は、切らずに長いまま茹でることで、栄養分の流出を減らすことができます。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!