椎茸(しいたけ)は、そのまま焼いて食べるのはもちろん、筑前煮や炊き込み御飯など幅広い料理で活躍するきのこです。春と秋に旬を迎える食材ですが、スーパーで一年中安定した価格で購入することができます。透明のパックや袋に入って販売されていることが多く、美味しい椎茸を見分けやすいのも嬉しいポイントです。
こちらのページでは、美味しいしいたけの選び方や鮮度が良いしいたけの見分け方を写真付きでご紹介します。しいたけの栄養情報も掲載。
主な栄養成分 | ビタミンD・エリタデニン・β-グルカン |
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旬の時期 | 春(3月〜5月)・秋(9月〜11月) |
鮮度がよく、美味しいしいたけを見分ける場合は、しいたけのカサをチェックします。カサがくすんだ茶色ではなく、明るい茶褐色のものがおすすめです。鮮度が良いしいたけはカサにツヤがあります。袋に入っているしいたけはカサをチェックしやすく、しいたけの鮮度を見分けることができます。
カサが開いておらず、巻きが強く閉じているしいたけがおすすめです。しいたけのカサは、「色・ツヤ・開き具合」をチェックすると、おいしいものを見つけることができます。
スーパーで購入するしいたけはパックに入っていることが多く、軸の面しか見ることができない場合があります。カサの色やツヤをチェックできない場合は、カサの巻き具合と裏のヒダをチェックしましょう。裏のヒダが白いものは鮮度がよく、美味しいしいたけです。
しいたけの裏のヒダが茶色くなっているものは、鮮度が落ち始めています。また、色だけでなくヒダの部分が崩れているものは鮮度が落ちているため避けるようにしましょう。
カサがチェックできない場合は、軸部分をチェックします。しいたけの軸が太く、短く、肉厚なものが美味しいです。同じパックに入っているしいたけでも軸の太さにバラつきがあるので、素焼きなどシンプルな調理方法で食べる場合は軸が太く、カサにツヤがあるしいたけを選ぶのがおすすめ。
しいたけは、スープやしいたけの肉詰め、にんにく醤油焼きなど色んなレシピが公開されています。和風や中華だけでなく、洋風やイタリアンでも使用することができ、低カロリーなのが嬉しいポイント。
カルシウムの吸収力を高めるビタミンDは骨粗しょう症予防にもおすすめ。免疫力を高めるβ-グルカンも含まれており、低カロリーで栄養素が豊富なきのこの一つです。
1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。
家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!